FXの自動売買とは

仮想通貨とは

仮想通貨とは
左からAさん(36歳)、Bさん(35歳)、Cさん(36歳)。3名とも都内の企業に勤める会社員

仮想通貨はビジネスに使えるものでしょうか?

仮想通貨とは、コンピュタの暗号化技術を用いて取引される、デジタル通貨の総称です。すべてがデジタルで行われるため、通常の通貨のような紙幣や硬貨は存在しません。
世界中にはさまざまな仮想通貨があります。2018年現在では1,500種類以上あると言われており、その数は増加し続けています。
仮想通貨は国家が発行するものではなく、私的なものであるということをまず大前提としてください。つまり、国家の中央銀行が国家の信用を後ろ盾に発行する通貨とは、根本的に成り立ちが違います。
お互いに、この仮想通貨は信用できると思った人同士が、その仮想通貨に参加し、売買や決済を行っているというのが実情です。
投機目的で仮想通貨の売買を行っている人も多く、通貨の価値が一日で数十%乱高下することも、決して珍しいものではありません。

【仮想通貨を使用するメリット】

しかし、そのような仮想通貨をビジネスで使用するケースも、特に海外では増えているようです。なぜでしょうか。
仮想通貨をビジネスに使用する最大のメリットは、送金のスピードと手間、およびコストでしょう。通常の通貨で海外へ送金しようとすると、為替や両替の問題が出てきます。ドルのような基軸通貨であれば、回収後、ドルのままでも使用用途がありますので、必ずしも円に両替する必要はありませんが、それ以外の通貨を使用した場合は、日本では通用しませんので、円に両替する必要があり、両替手数料が発生します。
また、商談が成立した日の為替と、決済をする時の為替が異なっていた場合に、為替差損、為替差益が発生します。差益になればまだいいのですが、どちらにせよ、商談時に日本円でいくら払えばいいのか、あるいはいくら入ってくるのかが読めないというのも問題です。送金に時間がかかるとリスクは大きくなっていきます。
銀行間取引の場合は、これに加えて送金の手数料もかかってきます。これまでの商習慣で取引しようとした場合、これらの手数料やリスクを価格に上乗せする必要があり、どうしても割高になってしまうといったケースもあると思います。
仮想通貨を使用した場合は、即時に送金することが可能で、各種手数料や為替のリスクを最小限にすることができます。決済もスピーディに進むことから、ビジネスがスムーズに進みます。
このメリットを感じている人々が、ビジネスにおいて仮想通貨を使用しているのです。

【仮想通貨を活用する注意点】

(1)決済後は通常通貨に換金すること

(2)現地の法規制を守ること

【仮想通貨の今後】

仮想通貨はまだ始まったばかりのものです。利便性の一方で、マネーロンダリングの温床になるという可能性も指摘されるなど、今後どうなっていくのかを予測するのは現時点では困難です。
日本でも大手金融機関が研究を始めるなど、10年後には普通の存在として扱われている可能性もあります。
現時点で一つだけ言えるのは、ビジネスの運転資金を仮想通貨で保有するのはたいへんリスクが高いということです。あくまで現金の代替として一時的に使用するツールくらいに思っておいた方がよいでしょう。

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仮想通貨とは?初心者にもわかりやすく仕組みや特徴を徹底解説

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※3 期間:2022年4月1日(金)~2022年5月31日(火)まで / 実施時間:土日祝日・メンテナンス時間を除く、マーケットレポート公開日の15時00分~21時00分※その日のマーケットレポートを公開後、15時00分から開始。WEBサイトに掲載しているマーケットレポートの中で、その日に取り上げた暗号資産銘柄とBTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPYのいずれかの銘柄一つについて、スプレッドを縮小。

BITPOINT(ビットポイント)

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BITPOINT(ビットポイント)は、2017年9月に金融庁の認可を受けた 東証2部上場の株式会社リミックスポイントの子会社 が運営する取引所です。

BITPOINTでは、コインチェックやbitFlyerなどの 大手にはないアルトコイン が取引できるのが最大の特徴です。

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bitFlyer

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  • ビットコイン取引量国内6年連続No.1 ※1
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  • 各種取引手数料が無料
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  • 7年以上ハッキング0

bitFlyerは 「 株式会社bitFlyer」 によって2014年にサービスが開始された仮想通貨取引所です。ビットコインの取り扱い量は仮想通貨業界でトップをひた走っており、 「ビットコイン取引量国内6年連続No.1」 ※1 となっています。

bitFlyerでは 1円から仮想通貨を購入することが可能 です。少額取引可能な仮想通貨取引所でも最低取引金額は500〜1,000円というところが多いので、これは破格の数字と言えるでしょう。

またbitFlyerはセキュリティ対策も万全で、 7年間1度もハッキング被害に遭っていません。 利用者が安心して取引できるようなサポート体制も充実しています。

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GMOコイン

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GMOコインは 「GMOインターネットグループ」 によって運営されている仮想通貨取引所です。

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仮想通貨とは?よくある質問

この記事では、 仮想通貨(暗号資産)とはそもそも何か や、 始め方、仮想通貨と暗号資産の違い、仮想通貨のメリット・デメリット、オススメの取引所5選 を紹介しました。

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仮想通貨とは

ビットコインなどの仮想通貨は、最近のトピックスですので、大学で学ぶ「金融論」や「ファイナンス論」などのテキストに登場していませんが、そこで学ぶ分析手法や概念で仮想通貨の実態や将来をある程度伺い知ることができます。
結論から先に述べると、仮想通貨が従来の国民通貨(日本円やアメリカ・ドルなど)に取って代わることはありません。

仮想通貨は、名前からお金(貨幣)の仲間のように思われますが、お金が満たすべき3大機能「価値尺度機能、交換手段機能、価値保存機能」の内、3つ目の価値保存機能だけが際だって機能しています。前2つの機能を満たすべく、ビットコインを使って買い物ができるお店が昨今増えてきておりますが、まだまだ一般的な買い物の支払いに用いることはできません。これは、各国で用いられている国民通貨のような法定通貨として (その国で法律により誰もが代金支払い受取を拒否できない) 一般受容性を仮想通貨は持たないからです。

ではなぜ、このような仮想通貨を人々は買い求めるのでしょうか? 言い換えると、どのような価値を仮想通貨は持っているのでしょうか? それは、ブロック・チェーン(公開取引台帳システム)技術に支えられた安くて早いシンプルな国際送金サービスを我々に提供してくれる価値です。従来の銀行による国際送金サービスは、各国政府の監視監督の下、送金元でも送金先でも間違いや不正がないかをチェックしておこなうため、どうしても送金プロセスにコストや時間が掛かります。仮想通貨のこの国際送金に適した便利さ(利便性)に価値があります。加えて、“マイニング”という、新たに一定期間の取引をブロック・チェーンの公開台帳に繋げる際に必要となる暗号計算値を最初に見つけ出して報告した者に報酬としてその仮想通貨を追加供給する形で与えるシステムにより、世界中の人々が多額の報酬を期待して暗号計算にこぞって参加し、話題性もあり更に多くの人々が仮想通貨を持つようになりました。そのため、ビットコインなどのメジャーな仮想通貨では、その市場価格も大きく変動するようになり、そこに売買差益の機会を狙った投機も盛んになり、価格変動の大きな金融商品となっています。また、仮想通貨の取引に各国政府の監視がいき届かないことに目を付けた国際的な犯罪組織も仮想通貨の利便性に価値を見出しており、ハッキング事件の“身代金”にメジャーな仮想通貨を利用することが多くなってきています。

経済学的キーワード

この分析は、経済学の #金融論 #貨幣・信用論 などの考え方で組み立てられており、そのエッセンスは「ファイナンス分析ユニット」の「ファイナンシャルエコノミクス」といった科目で学ぶことができます。

経験者が語る あの「ビットコインバブル」

左からAさん(36歳)、Bさん(35歳)、Cさん(36歳)。3名とも都内の企業に勤める会社員

ビットコインではなく、他のコインにも投資

――当時、どんな暗号資産に投資していましたか?

Aさん: 仮想通貨とは ビットコインの価格が8万円くらいだったときに、およそ250万円分のビットコインを購入しました。その後、アルトコインと呼ばれるリップル、イーサリウムやその他のマイナーな草コインにも投資していましたね。投資額は全部で700〜800万円くらいだったと思います。

Bさん: 私は2017年12月ごろに暗号資産への投資をはじめました。価格がだいぶ上がってしまっていたビットコインには手を出さず、リップルに500万円くらい投資しました。その他にはトロンなど。ロシアの取引所にも登録して、そこでしか扱っていないような怪しげなコインも買っていました。すべて合わせたら700万円くらい。

Aさん: ビットコインが100万円を越えたくらいのころだよね。

Bさん: リップルなんて最初に投資したときは80円だった。250万円分くらい買ったら、価格が一気に上がったので、もう250万円くらい追加したんですよ。取得単価の平均は100円〜120円くらい。それが300円くらいまで上がって「おーっ」となっていたら…。まぁ…。いまに至る…。

Cさん: 僕も2017年の12月の頭くらい。その時にネムとイーサリアムを買いました。バイナンス(※海外の暗号資産取引所。世界有数の規模を誇る)で扱っているコインのアルファベットの語呂を見て「これ上がりそうだな」と10銘柄くらいを10万円ずつ買って、一発を狙いにいきました。あと2018年の年明けにイーサリアムの価格が安定していたので、さらに技術的な部分も一応調べて、そこに500万円くらい入れました。合計の投資額は1000万円くらいですかね。

Aさん・Bさん: フルスイングしてるなぁ(笑)

暴落後、資産価値はどれくらいに?

――みなさん、暴落後はそのまま塩漬け状態だそうですが、価値はどれくらいになったんですか?

Aさん: ネム、リップル、草コインは放置。全体で当初の投資額の10分の1くらいになったと思います。

Bさん: なんか、空気がどんよりしてきた…。私は500万円分あったリップルが、いまは150万円分くらいになっていると思います。他のコインに投資した100万円くらいは、まあなくっているんじゃないかな…。もはや、取引所のIDとパスワードですら覚えていない。

Cさん: IDとパスワード忘れるのはやばいよ。

Bさん: ほらスマホを変えると、認証が必要で、取引所に問い合わせをしなければいけないんだけど、それすらもめんどくさくてやっていない。もう思い出したくない…。

Cさん: 僕は当初の投資額の3分の1くらいになっていますかね。イーサリアムは5年とか10年保有してもいいかなと思っています。技術面や基軸通貨で使われていたりするので、それなりに実用化に向けた何かがあるんじゃないかと。

寝ても覚めてもスマホを見ていたあの頃

――壮絶な下落を経験されているんですね…。つらいかもしれませんが、2017年末から2018年はじめのあの頃を思い出していただけますか?

Cさん: 正直、売りどきがわからなくなっていました。当時の暗号資産はすぐに何倍にもなった。自分で、「損切り」も利益を確定させるポイントも決めていなかったので。

Aさん: 当時ってやっぱり、寝ても覚めてもスマホの画面を見ていたんですよ。起きて最初にみるのも、暗号資産の価格なんです。寝ている間に1.5倍とか2倍とかになったり、目が覚めたら100万円プラスになっていたりということがあったので、ずっと見ちゃう。当時を振り返れば、元本だけでも抜ければよかったと思いますね。残りは寝かせておけばいいんだから。

Bさん: でも、あの上がり方を見ていたら抜けないよね…。

Aさん: 僕、堅実派だから、僕ひとりだったら抜くんですけど、まわりがみんな投資していて、儲かっていたから、自分だけ損しちゃうかなと思って抜けなかった。

Bさん: それ堅実派とは言わないから(笑)

Cさん: 振り返れば、損を出さずに済んだポイントがいくつもありました。損する人がいて儲かる人がいるわけだから、どこかで何か(暴落)が起こるぞみたいな予感はあった。

Aさん: そんな話はしていたね。そもそもバブルのときって、僕もこの二人に情報操作されていた。二人は強気なんですよ。「大丈夫、大丈夫」って(笑)。

Cさん: お前結構心配してたよな。

Aさん: バブルがはじける1週間くらい前に、急激に落ちて急激に上がった時があったよね。僕はその時に一回売っているんです。でも二人は「大丈夫」って売らなかった。せっかく元本割れしないように売ったのに、その数時間後にまた上がってるじゃないですか。僕は震えながらお風呂場でスマホの画面を見てました。その後、もう一回買い直して、そのまま持ち続けたんですけど、今度は下落が止まらず…。この3人のなかでは一番損していると思います。

みんなが儲かることはない

――みなさんがある種の熱狂の中にいたんだと思います。結構な額をつぎ込んでいる印象があります。

Aさん: 最初は自分のなかで無くなってもいい額を投資していたんです。自分の資産の1割未満とか。それを突っ込んだときに3日間とか4日間で2倍になったら、もうちょっとお金を入れたくなりますよね。

Bさん: そういうことだよね。あとは、儲けたい額からの逆算ですよね。たぶんその時は5億円くらいほしかったんでしょうね(笑)。5億あったら引退できそうだし。

Cさん: 多分、今までにはない金額が見えてしまったんだと思います。この上がり方でいったらどこまでいくの?あっという間に億万長者になれるかも!という感じで。

Aさん: バブルの前半、ビットコイン価格が高騰した1カ月で運用を終わらせたら儲かったはずなんです。でも、周りがみんな儲かると言っているときに、自分だけ全部売ってしまうのは難しい。

――改めて、当時を振り返って学んだことはありますか?

Cさん: 全員が儲かることはない、ということを改めて学びました。ほかの人と違う視点をいかにもつか。あとは、自分が何のために買っているかを考え、いくらで損切りするかといったルールを設けているか。改めて投資をするのに大切なことを教えられました。

Bさん: 何かしらの優位性がないと厳しいなと思いました。早く暗号資産投資を始めたひとは、早く始めたこと自体が優位性だと思います。安いときに買ったとか。それがないとただのギャンブルになってしまう。

Aさん: 人生に一度あるかないかのチャンスだったと思うんです。なので、やるかやらないかで言ったらやってよかったかなと。

Bさん: すごく前向きだな!

Aさん: だって、あの高揚感はすごかったよ、やっぱり。

宝くじを買う感覚で

――ちなみに、これから暗号資産投資を始める人にアドバイスはありますか?

Aさん: 自分の資産のうちでできる範囲内なら良いと思います。それと、どんな投資も元本だけは回収しようということですかね。元本を回収できれば、余裕が生まれる気がしますし。運用って、結局余裕がある人が勝つのかなと思っていて。

Bさん: 宝くじ買う感覚でやったほうが良いかもしれないですね。宝くじに500万円突っ込むかといったら突っ込まないですよね。何も見通しが立たないじゃないですか。上がるのか、下がるのかわからない。

Cさん: 宝くじよりはわかるんじゃない?

Bさん: 倍率の話ね。感覚的には上がるか下がるかは半々でどっちにもいく可能性があるので、暗号資産に関しては宝くじに近い感じがしている。いまから買うのなら、資産の多くを注ぎ込むようなフルスイングはおすすめしません。

Cさん: あとその仮想通貨がどのような目的で作られているのかを理解し、投資の価値があると思って買うべき。それでダメでも納得がいくと思うんです。自分なりの知識や確信をもって投資するのが大切だなと感じています。

Bさん: お金持ちになりたいと意志をもって行動し続けるのはすごく大事。だけど、すぐに成功できるとかはないなと思っていて、この投資だったら投資の道で勝つにはそれなりの経験と努力が必要だなと思っています。

仮想通貨とは

国立情報学研究所 情報社会相関研究系 准教授/総合研究大学院大学 複合科学研究科 准教授

大河原克行

聞き手 大河原克行 仮想通貨とは OHKAWARA Katsuyuki

ジャーナリスト。1965年、東京都出身。IT 業界の専門紙の編集長を経て、2001年からフリーランスジャーナリストとして独立。25年以上にわたってIT 産業を中心に幅広く取材、執筆活動を続ける。現在、ビジネス誌、パソコン誌、ウェブ媒体などで活躍。

仮想通貨を取り巻くリスク

大河原 ビットコインを例にあげると、参加者全員が秘密鍵と公開鍵の2種類のペアになった鍵を持つという暗号技術によって取引が守られています。さらに、中央管理型の電子マネーとは異なり、「ブロックチェーン」(詳細はP6-7)という方式を用いることで、参加者全員の記録によって支払い情報の正しさを担保する仕組みとなっていますね。その点では、秘密鍵が壊れたり、失われたりしない限り、利用者自身が持つビットコインをしっかり確保できる環境ができている。Mt.Gox の場合も、取引所としてのセキュリティが確保され、社内からのアクセス管理が強固であれば、あのような事件は起こらなかったはずです。

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仮想通貨は普及するのか?

岡田 ビットコインの仕組みには一定の評価があり、ゆえに多くの研究者や企業が関心を払ってきたわけですが、その一方で、新たな技術に実際の動きが追随できていないという課題がありました。「ビットコインファウンデーション」がその役割を果たしてきましたが、より技術中立的な研究機関の登場が求められています。MIT が中立的な立場で中核技術の進化を支えるような形になれば、仮想通貨の技術研究をさらに発展させることになるでしょう。

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