もうお馴染みのエリオット波動理論。
さすがにもうこれ以上同じ解説はしませんが、エリオットは上図のような波動のリズムでしたね。
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【テクニカル分析】エリオット波動理論は眉唾なのか?
エリオット波動理論とは
この理論は、エリオット氏がダウ理論(チャールズ・ダウ)の研究を反映したもので、
ダウ理論では「株価は一般的に波のように動く」とされており、
エリオット氏はその波には一定のサイクルをもたらすとした法則が最大の特徴です。
この一定の波動が将来の相場の動きを予測する潜在的なツールとして、
100年近くたった今でも活用されています。
その基本的な法則は、5つの推進波(上昇波)と3つの修正波(下降波)で
1つのサイクルを形成するとされています。
この理論では様々な要素が定義付けられており、
すべての解説は割愛させていただきますが、
基本原則としては主なものは以下の要素になります。
・二波が一波を100%以上戻すことはない
・三波が最も短くなることはない
・四波が一波の高値を割ることはない
そして、このサイクルはフラクタル性を秘めており、
短期チャートと長期チャートどちらにも同じ法則が見られ、
1つの波動の中には同様のサイクルが形成されます。
・グランドスーパーサイクル:100年以上
・スーパーサイクル:数十年(約40~70年)
・サイクル:1年から数年(またはエリオットエクステンションに基づき数十年)
・プライマリ:数カ月から2~3年
・インターメディエイト:数週間から数カ月
・マイナー:数週間
・ミニュット:数日間
・ミニュエット:数時間
・サブミニュエット:数分間
エリオット波動理論の一般的な活用法
エリオット波動理論を用いて実際にトレードを行っていく際には、
波動の転換点を探り、押し目買いによるトレンドフォローや
高値からの戻り売りなどが考えられます。
この際の転換点を探るものとして、
トレーダの間では一般的にフィボナッチリトレースメントが併用されます。
フィボナッチリトレースメントでの比率を目安として、波動の転換点を探るのです。
仮に現在の相場が、推進第二波だと想定した場合、
第一波の安値から高値でフィボナッチリトレースメントを当て、
61.8%、78.6%等、重要とされる値での反転を確認して
エントリーを行うといった方法です。
エリオット波動理論は使えない?陥りやすいカウント違い
フラクタル構造を持つという性質から、
小さな波動や曖昧な波動をカウントしてしまい、
1波、2波、3波とカウントしている中、4波が1波を下回った場合、
それまでのカウントしてきた波動は一つの大きな1波ということも多々見られます。
他にも相場の転換点では、以下のような場面も見られるため、
こういった事例もカウントにズレが生じてしまう典型です。
すべての相場を完璧に分析できる指標はない
エリオット波動理論の有効性については、様々な意見がありますが、
有効だという人とそうでない人では、
テクニカル分析のそもそもの捉え方の違いや、
そもそもの本流の理論の認識の相違などが見受けられます。
テクニカル分析では、様々なものが用いられますが、
どんな理論やインジケータなどを用いたとしても、
あくまでもそれはトレードを行っていく上での環境認識や、
戦略を立てるための参考指標でしかありません。
エリオット波動理論では、そもそもの理論の認識を理解せず、
単にチャートパターンとして捉えてトレードを行ってしまったり、
テクニカル分析そのものの捉え方に問題があるように感じます。
例えば、エリオット波動理論では、
「推進第三波を狙ってトレードを行う」方法が比較的有名な手法かと思いますが、
ここでは第三波を狙うことからリスクリワード1:7だとか1:8と、
極端な設定にされていることが多く見られます。
リスクリワードを1:7とか1:8に設定すると、手法を度外視した場合、
単純な勝率は計算上20~30%になってしまいます。
エリオット波動理論を単なるチャートパターンとして捉えている人の多くは、
「こういうカウントを取ったら次はこうなる」だとか、
「次は絶対に上に行く」などといった判断をしてしまうことが多いのです。
こういった考えで無理なロットで取引をしてしまったり、
無理なナンピンを重ねてしまいます。
単なるチャートパターンとしてトレードを行ってしまう場合では勝率は20~30%となり、
連敗が重なって、これは使えないという結論に至ってしまうわけですね。
そして、勝率を上げていくために手法を確立し、
その制度を上げていく必要があるのですが、
エリオット波動理論は手法そのものではなく、
あくまでも手法や戦略を立てるためのテクニカル分析です。
テクニカル分析というのは、上に行くか下に行くか全くわからない相場の中で
自分の型(手法)に当てはめて、
外れたら損切りし、合っていれば利益を伸ばしていくためのものです。
「エリオット波動理論なんて眉唾…使えねぇ…」
すでにそう思っている人がいれば、
一度こういった観点から改めて向き合ってみると
新しい発見が得られるかもしれません。
引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
題材(テーマ)などのリクエストも受け付けておりますので
お気軽にいつでもお問い合わせください。
エリオット波動理論とは?基本と相場傾向【FXテクニカル分析】
FXの基本・メンタル
エリオット波動理論の基本と傾向を学び、
FX相場の傾向を読み取り、テクニカル分析に活かしましょう。
エリオット波動理論とは?
米国のチャーチスト「ラルフ・ネルソン・エリオット」が、
約75年間の「NYダウ」の株価波動を分析して発見した
「相場サイクルの波動理論」が「エリオット波動理論」です。
このエリオット波動理論は「フィボナッチ」が大きく関係しています。
エリオット波動理論の基本
この中で最も重要なのが「波動パターン」と言われています。
エリオット波動理論の「波動パターン」
エリオット波動理論は、相場の1サイクルが
「上昇5波」と「下降3波」の「計8波」で構成されているという理論です。
上昇 ・ 下降 ・ 上昇 エリオット波動理論とは ・ 下降 ・ 上昇 = 計5波
下降 ・ 上昇 ・ 下降 = 計3波 =「合計8波」となります。
同じ値幅の動きなのに、上昇時には時間をかけ、ゆっくりと上昇しているのに対し、
下降時には上昇にかけた時間よりも早く下降し、一つの波の値幅が大きくなっています。
エリオット波動理論の傾向
エリオット波動理論を実際にトレードに使用するといっても、
「コレ!」といった明確なトレードサインでではなく、
「理論」ですから、相場の展開予想に加えるのが一般的です。
など、今後の展開の予想に使いましょう。
あくまでも「その傾向がある」という理論なので、
上昇トレンドが続く事もありますし、下降トレンドが続く事ももちろんあります。
エリオット波動理論⑧『フラット』
もうお馴染みのエリオット波動理論。
さすがにもうこれ以上同じ解説はしませんが、エリオットは上図のような波動のリズムでしたね。
で、今回のテーマの 『フラット』 と呼ばれる波動は、
上図の点線より右側の部分の話です。
この “N字” の調整が、
『A波→B波→C波』 と、この順番で波動を形成していくので “ABC調整” って呼ばれるってことです。
別名 “エリオット波動理論とは ツーレッグ調整” と解説してある書籍もありました。
(二つの足で調整というようなイメージで調整しているって感じです。⚠︎ローソク足2本という意味ではないです。)
エリオット波動理論『フラット』
今回のテーマ 『フラット』 エリオット波動理論とは ですが、
フラットと呼ばれるチャート形状の定義は 『3-3-5』の波動のリズム でABC調整が入るということです。
まずピンク色のA波が黄緑色で『1→2→3』と “3波” で構成され、
続くB波が『A→B→C』と同じく “3波” で構成され、
最後のC波が『1→2→3→4→5』と “5波” で構成され、
トートあるで考えるとABC調整が 『3波-3波-5波』 と形成されています。
前回やった”ジグザグ”の場合との比較ですが、
このケースは 『5波-3波-5波』 という構成。
フラットは 『3波-3波-5波』 ですので、この構成が違うっていうことです。
で、この”フラット”で絶対に覚えていただきたいのは、
この形状は 『トレンド継続のサイン』 ということです。
フラットはABC調整におけるチャートパターンですので、
もともとの12345波のトレンド方向継続のサイン として考えておいていただきたいです。
このように ベア相場 での”フラット”も考えられます。
エリオット波動理論『強気』なフラット(不規則)
この”フラット”なのですが、 特殊な形状 のものもあります。
というのも”フラット”の定義は 『3-3-5』 のペースでABC調整をすることですから、
ABC調整の形状については関係ないからです。
とすると上図のような”フラット”もありで、
このような一種の “ブロードニングフォーメーション” になることもあります。
このような形状の”フラット”が起きた場合、
通常よりも、『トレンド継続の 強い サイン』と考えてください。
もともと、”フラット”というチャート形状そのものがトレンド継続のサインという話をしましたが、
この形状になると、 より エリオット波動理論とは トレンド継続しやすいと言われています。
そういう意味で 『強気』 のフラットと呼ばれています。
エリオット波動理論『ランニング調整』
これからやるのは “ランニング調整” と呼ばれる、これまた一種のフラットです。
下図を見てください。
しかし、ブロードニングフォーメーションになっていませんので、
ダウ理論で見ても、 完全にアップトレンド継続 してます。
ということで、ABC調整でパワーを蓄えて、
さらにもう一段上に行くエネルギーを貯める “ランニング調整” している場面です。
とはいえ、基本的に”フラット”が意味するのは 『トレンド継続』 です。
そこの本質理解ができていれば、結局どんな調整の形であれ、
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